ホーム / 牌意 / シンボル研究
シンボル研究

RWSシンボル小辞典 — 繰り返し現れる十二のモチーフ

A Little Dictionary of RWS Symbols
By 編集部 · 2026年5月12日 · 12 分

RWSタロットが百年の標準になったのは、画家パメラ・コールマン・スミスの功績が大きい:抽象の牌意を読める図像言語に翻訳した。この言語には頻出語彙がある — 同じシンボルが牌間で繰り返され、意味は一貫する。これらを知れば、「本を開かずに読む」土台が手に入る。

一、白バラ(White Rose)

純粋な意志と無垢。愚者が手にする;死神の黒旗に刺繍 — 始まりと終わりが同じ花を分かち合う:雑念を手放した純粋な状態。

二、赤バラと白ユリ

魔術師の庭には両方咲く:赤バラは欲望と情熱、白ユリは純粋な思考。意志の働きには両方が要る。

三、双柱(Twin Pillars)

女教皇の白黒双柱、正義と法王の傍の柱 — 対の柱は「境界」を示す:対立(明と暗、慈悲と厳しさ)の間を通過して、より深い所へ。

四、石榴(Pomegranates)

女教皇の幕、女帝の衣 — 冥后ペルセポネの果実、豊穏、潜在意識、「味わったら戻れない」知識。

五、遠くの城

ワンドの2の眺望、カップの8を去る背景 — しばしば遠い灰色の建物:すでに得た成就、または後に残した安定。その位置が問う — それを眺めているか、離れているか?

六、流れる水(Flowing Water)

女教皇の幕の後、節制天使の双杯の間、星の少女の池 — 水は常に感情と潜在意識を指す。水の状態に注意:平静(掌握)、奔流(失控)、凍結(カップ牌で稀な「不在」自体が手がかり)。

七、灰色の空と金色の空

スミスの空は語る:金色背景(太陽、魔術師)は意識の明るい瞬間;鉛色(ソード系列に多い)は思考の曇天。同じ出来事でも空のトーンで感情基调がまったく変わる。

八、ヒマワリ(Sunflowers)

太陽の塀、ワンドのクイーンの手 — 遠慮ない生命力と率直さ。常に光に向き、光の存在を疑わない。

九、白馬(The White Horse)

死神が乗り、太陽の子も乗る — 純粋な力の坐骑。死と新生が同じ馬に乗る — RWS最深の呼应の一つ。

十、赤いマントと白い内袍

多くの牌の人物が白衣の上に赤衣(魔術師、皇帝):白は純粋な霊性、赤は行動と血。内白外赤=純粋な意図が外在の行動を駆動する。

十一、王冠(Crowns)

権威と達成 — だが誰の頭上か、安定して戴いているかに注意:塔で雷に落とされた王冠は「誤った権威」最も率直な下场。

十二、犬と狼

愚者足元の小犬は飼われた本能 — 崖で忠実に警告;月では犬と狼が吠え合う — 同一本能の二面:飼われたと野生の、ともに潜在意識の月へ。


この小辞典の使い方

キーワードを思い出す前に「視覚パトロール」:人物は何色を着ている?空は何トーン?水はどこに、どんな状態?背景に建築は? 各答えがスミス女士が残した注釈だ。

百年以上経っても、これらの注釈は新鮮 — それが図像言語の文字を超える力だ。

更新を購読

RSSで新着記事と占い情報。広告なし・登録不要。